2018-07

十字架


あなたがもしそこにいたら、あなたは、イエス・キリストが、自分のために十字架にかかられたことが、よく分かったのではないでしょうか。

その日、ゴルゴタの丘には、三本の十字架が立てられました。
十字架は、考えただけでもぞっとする、むごい、恐ろしい死刑の方法です。
真ん中の十字架には、イエスさまが、その両側には、強盗をして捕らえられた二人の男たちがかけられていました。
手と足を釘付けにされたイエスさまは、血を流しながら苦しみに耐えておられました。
お顔は青ざめ、吐く息は、ひと呼吸するたびに荒くなっていきます。

イエスさまは、悲しそうな目で周りの人たちを見ると、しぼり出すような声でお祈りをなさいました。

「 父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分で分からないのです。」

それでも、ほとんどの人たちは、一斉に、イエスさまをからかって言いました。
「お前さんは神の子だろう。奇蹟を起こして、十字架から降りてみろよ。」
「そうだ、そうだ。そうすれば、信じてやってもいいぞ。」

けれども、イエスさまは、一言もお答えになろうともしなければ、十字架から降りようともなさいませんでした。

そんなイエスさまを、不思議そうに見ていたのは、強盗の一人でした。
この男は、十字架の上で、やぶれかぶれになっていました。死ぬ時が近づいて、おそろしさでいっぱいだったからです。けれども、イエスさまのお祈りを聞き、そのりっぱなお姿にふれるうちに、自分の心に、あたたかい光のようなものが差し込んでくるのを感じていました。

そのうちにハッと気がついたのです。
「この方は罪などない方だ。それなのに十字架にかかっておられる。誰も相手にしてくれない罪人の私といっしょに十字架にかかっておられる。」
男には、はっきり分かりました。
「この方は、本当は十字架から降りることも出来るのに、私のためにここにいてくださのだ。そうだ。いつまでもそっぽを向いていてはいけない。イエスさまに信頼しよう。」

男は、決心すると、イエスさまの方を向き、心をこめて言いました。
「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」

イエスさまの体は弱り、苦しみはますます激しくなっていました。でも、イエスさまは、満足そうにうなずくと、しっかりした声で約束してくださいました。

「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」

それは間違いなく天国の約束でした。

この男と同じように、イエスさまが、自分のために十字架にかかってくださったことが分かって、イエスさまを信じる人は幸いです。


引用:愛蔵版 藤城清治影絵聖画集 バイブル・ストーリー 絵/藤城清治 文/野田秀
 
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